(27)出逢いとは、いつも…狂いなきなにかの仕業

そのホテルのBARでのお仕事も丸2年を過ぎ…

おかげさまで時給はようやく900円に跳ね上がっていました(笑)

そんな…
2012年12月…

お友達の村上さんとランチに行きました。

たまにお喋りしたりお茶をご一緒する
少しお姉さまの大切なお友達です。

古民家風のカフェで
よくありがちな主婦同士のランチとお茶をして

喋りたいだけ喋って…

さぁ、帰りましょうか?
と、それぞれワリカンで支払いを済ませ
車に向かって別々の方向に向かって歩き始めた時…

彼女の声が、わたしを呼び止めました。

『あ! ねえねえ…そういえばさぁ…
《イヤーコーニング》って知ってるぅ〜?』

『えっ??? なにそれ???』

まったく初めて聞くその言葉が
『イヤーコーニング』なのか『イヤーコーリング』なのかさえもわからない…

そんな出会いでした…

それがいったいなんだかさっぱりわからない…というわたしに
彼女が身振り手振りでどんなものだったのかを説明をしてくれます。

それでも、想像し難く…
でも、なぜか惹かれるものを感じたので
そのままその話を受け流すことをせず

珍しく彼女にこう聞きました。

『もう少し詳しい説明はない?』

すると

『あ、そういえば、説明文みたいなのをメールでもらってたから
あとで転送しとくね…』

そのままお互いの車に乗り込み、まっすぐ家に帰ったのですが

ま、いつもこんな調子のわたくし(笑)

すっかりそのことをしばし忘れておりまして…

今でもその情景は鮮明すぎるほどに覚えておりますが

夕飯を作ろうと、キッチンのガス台の前に立った瞬間にそのことを思い出しまして

おもむろに携帯を取り出し、メールを開いて読み始めたわけです。

スピリチャルな用語に詳しくないわたしですが

なぜかその文字を眼で追うごとに引き込まれるものを感じ

いつの間にか、それを眼で追っているわたしの頰には
意味のわからない涙が流れていました。

なんで泣いてるの?
っていう冷静な自分とともに

その文章の内容や意味がわかって泣いているのではなく
勝手にどこかが反応している…
そんな不思議な涙でした。

涙を流しながら読み進め
ようやくその長い文章が終わるか終わらないかの頃…

今度は、どこから…なのか

今までのわたしの人生で経験したことのない声が
鳴り響きました。

その声は、ハッキリとこう言ったのです。

 

『 なにをやってるんだ‼️

はやくやってあげなきゃいけないじゃないか‼️

急げーー‼️ 』

 

一言一句、音の調子まで忘れることのできないこの声が
果たしていったいなんだったのか
今もわからないまま…もう5年目に入りました。

詮索する必要もないと思っていますので
その声が、いったいなにであったとしても

いえ、もしかしたら…わたしの単なるそら耳であったとしても

わたしは、結果的にその声に従ったのです。

聴こえた時は、とにかく不思議で仕方ありませんでした。

わたしは、見えない世界のものが見えたり聴こえたりする体質ではありませんので
それまでの人生でそんな経験があるわけでもなく

それにも増して
その声は、事もあろうに
『 はやくやってあげなきゃ…』

なんて言ったのです。ハッキリと(笑)

いま読んでいる…村上さんが送ってくれたこれのことだろうというのは
いくら鈍いわたしでも気がつきましたが…(笑)

さすがに
まだ見たこともなく
やってもらったこともなく
今日初めてその単語を聞いただけの
『イヤーコーニング』なるものを
わたしに、やれ!と言っているのです…。 その声は…。

なんじゃそれ⁈ ですよ(笑)

ただ…
そのなんとも尊く、そして計り知れないぐらいの力強さを感じる声に
わたしは、よもや反論することなんて思いもつきませんでした。

ただ黙って…
その声が終わるやいなや
涙を流したのとは別のところでしばし考えました。

なに?
わたしにやれって言ってるってこと?

 

はあああああーーーー???

 

わたしに、そんなことできるわけないじゃない…
だって、わたし…エステにもマッサージにも行ったことないし…

そんなの無理じゃないーー(笑)

と、思考の方は
それを否定することに必死でしたが

なぜか、涙を流させたそこは…

『はいっ‼️』
と力強く返事をし
まったく抗うことをしませんでした。

そして…
なんてことだ…
と、しばし呆然とするしかありませんでした。

そうは言っても、呆然としているヒマはありません!

だって、その声は
『急げーー‼️』
って言ったのですから…。
さっぱりどうしたらいいかもわからず

すぐに、そのガス台の前で
昼間ランチをした村上さんに電話をしました。

 

すべての入り口である彼女に…。
ちょうど半年位前にその時以来で

再会した村上さんが言うには

 

『あの時、近藤さん…こう言ってたよ…

わたし、前世でやってたみたい…って。』

 

『えっ?
わたし、そんなこと言ったっけーー?(笑)』

 

…と
ま、いつものように
肝心なことは
どこかしら抜けているのが
わたしのいいところなのですが…(笑)

 

そう…それが、わたしと『イヤーコーニング』の出逢い…。

 

いえ、もしかしたら…

出逢いというよりも
こうして
『イヤーコーニング』さんに
見つけてもらい…ひろってもらったのかもしれません…わたくし。

2012年12月のできごとでした。