(28)その日の電話…。

さて…

決めたのだからしかたがない…

というか、決められたのだからしかたがない(笑)
意を決して
その『イヤーコーニング』なるもののやり方を
教えてくださるという方のところに向かうという…

その日…

 

乗り換え駅で
一本の電話がかかってきました。

 

イベントの仕事をやっていたときに

よく一緒に楽しく仕事をさせていただいていた男性です。
ひと通りの用件が終わったあと
彼の口から、まったく想像もしていなかった言葉が飛び出しました。

なんの前置きもなく…いきなり…です。
彼はその時こう言ったのです。
『ますみちゃんさぁ、名刺の裏に《セッションします》って書けよ!
そしたらもうお金に困らんようになるわ』
はああぁぁぁぁーーー??????
な私に、彼は続けてこう言ったのです。
『ますみちゃんの愛はさ、もう人間のレベルじゃないんやから
それ、全国へ撒きにいかなあかんで!』
よけいに
はああああぁぁぁぁぁぁーーーーーー?????????

です!(笑)

 

セッションします…って名刺の裏に書け…なんて…?
わたし、カウンセリングもコーチングも心理学もまともに習ったことはないし
なにひとつ、《セッション》なんていうものができるわけがないのです。
まして…

全国へ愛を撒きに行け…

なんて、まったく考えも及ばず
想像すらしにくい彼のセリフに
しばし呆然(笑)
必死で…電話口で、できない理由を慌てて並べ立てたのですが…
彼は、それでも
『ええからそうせいって…!』

と、まだ念押しまでされる始末(笑)
6年以上一緒に何回も仕事をした彼は
私の経済状態や、家族の状態もよく把握してくれていたのです。
その彼の、この突拍子も無い言葉に
戸惑いこそありましたが

それでも、ある意味…心から尊敬する彼に
そんな風に言ってもらえたことは
なにより誇らしく喜び以外のなにものでもありませんでした。

 

そうなるかならないか…なんて
その時は、まったく考えることすらできませんでした。

 

ただ

《セッション》ってなに〜〜〜?(笑)

 

みたいなハテナが、頭の中に拡がっていくのを感じていただけでした。

 

ところが
その日から数ヶ月後には

なぜかわたしは

東京、大阪、九州で

《イヤーコーニングのセッション》をさせていただいていたのです。
本当に
人生とはわからないものですね。

 

そして、あの時の電話の用件は

いくら思い出そうと思ってもまったく思い出せないのに

用件以外の彼の言葉は一言一句覚えているのです(笑)
その彼は…というと

用件はもちろん、それ以外の言葉を言ったことすら
覚えてないようですから

まったくもって
責任のない言葉だったわけですね(笑)
ところが…

覚えてないような無責任な言葉であったとしても
なぜかその言葉通りに

いま、こうして《セッション》をさせていただき

愛がどうの…はわかりませんが

全国に呼んでいただきあちこちに行かせていただいています。

 

それに、おかげさまで

あの頃、払えずあれだけ頭を悩ませていた電気代や水道代で
ようやく胃を痛めることもなくなりました(笑)

 

足を向けて寝れませんわね…その彼に。