(33)タバコ屋のおばちゃん計画!

こわごわ来た大都会トーキョー!
こわごわなのに、不思議と不安はなく(笑)

ありがたいことに
ここでもまた流れるようにものごとが動きます。

なぜか
東京サロンの最初のお客様が

なんと!
一面識もない…この国のファーストレディ…だった
なんてことも

わたしが必死で企んで実現できるようなことではありません(笑)
そんな状況がなだれのようにやってきたら

さすがにもう…
わたしが…何かをする…なんていう感覚は消え失せます。

ただただ

なにかに…
いえ、どなたかに…

このわたしという肉体を使ってもらえるのなら

それに応えられるように
その想いに必死でついていくだけです。

その想いがなにかなんて
そんなことさえわからなくても…です。

理屈じゃない世界の
理屈じゃない流れに

この身を任せて
ただゆだねる。

それは、決して
こんな綺麗な言葉だけで表現することさえ

実はどこかしっくりとはこない
そんな世界ではないかとわたしは思っています。

そうは言っても
ほかに表現する言葉も見つけることはできず…

肉体を持つ人間として
とにかく
のびやかに健やかにハツラツと
示されたものに逆らわず前に進ませてもらうこと…

それが
最大限、今のわたしにできることだと思っています。
イヤーコーニングをやり始めて数ヶ月経った頃

ある場所で
二人の主婦の方のイヤーコーニングをさせていただきました。

おひとりは
田舎の長男に嫁いだお嫁さん。

舅、姑、小姑まで網羅し
小さい子を何人も抱えて
ひる夜なく家事に育児に家業の手伝いにと
よく働く良き嫁。

たくさんの炎と煙を出した彼女は
こう言いました。

『ダメだってわかってても、どうしても子供に当たっちゃってたんですよね…
それでまた…自己嫌悪に陥って…って、ずっとそれの繰り返しだったんです。

でも、ああああ〜〜スッキリした〜〜!
あーいま、唄ってもいいですか?』

 

そして、もうひとりの女性…。

軽いうつ状態を
ご主人が心配してのご依頼…

しっかりと目を見て話すことができなかった彼女が
炎と煙の仕業にかかったら

なんと!
しっかりと目を見てハッキリと話すじゃないですか!

その瞬間

なぜかわたしの中にこだました音…

 

『タバコ屋のおばちゃん計画‼︎ 』

 

昭和の時代に、街の角かどにタバコ屋さんがあって
そこには気のいいちょっとお節介なおばちゃんがいたものです。

そう、
肉体の疲れや、軽いうつのような症状なら

安全なやり方さえわかれば
誰でも難しくなくできるもの。

そう…私ひとりでさせていただける人数には限界があるのです。
どこかで無理しながら
いつの間にかイガイガしてしまっているような家庭が

鼻歌を歌いたくなるような家庭になり

社会問題でもあるうつの人が少しでも楽になる…
それが
家族であるなら
身近な人達の大きな信頼のもとにできるはず。

そしてそれは…
どんなに素晴らしいことかと夢を膨らませました。

『夢』というものが見つからず
ヘタをしたら嫌悪感さえ持つくらい苦手でしたが

唯一持った夢らしきものが
もしかしたらこれかもしれません。

身近な人が、その大切な人へ
イヤーコーニングをさせてもらうことで

どれだけの穏やかさを取り戻すのか。

 

現代社会の日常生活の中では仕方のない
そのストレスといわれるものを
どれだけ軽減できるのか。

そんなことを考えるとワクワクするのです。
そして
その事を感じさせてくれたふたりの主婦に会ってから
かれこれ三年の月日が経ってしまいましたが

ようやく
『タバコ屋のおばちゃん計画』

本格的にスタートです!

わたしも
ボヤボヤしていられませんわ…。

いえ
わたしは、どうやらボヤボヤしてるのが役割かもしれません(笑)

 

その想いに賛同してくださる多くの方のおかげで
『タバコ屋のおばちゃん計画』の船は
ようやく港を出港することができました。

 

ワクワクも
ゆだねるも

どちらも素敵。

 

それを
わざわざ求めにいかなくても

それに気づける自分を育てていきたいと思います。

 

ここまでの20年
泥水の中もずいぶんくぐらせてもらったし
地べたを這いずるような思いも少なからずしましたが

それもすべて
今のためにあったこと。

 

そうやって
厳しく育ててくださったなにかに
今度は、ご恩返しができると嬉しいのです。

 

この春
『イヤーコーニング・ジャパン』は大きく前に進みます。

イヤーコーニングを愛してくださる多くの仲間とともに。

そして、わたしを引っ張ってくださる
『イヤーコーニング』さんに追いつけるように…。

 

そんなこんなで
ずいぶん永きに渡って書かせていただきました
近藤真澄のおはなしは
これにて最終回…。
ブログはこれからも
折を見て書かせていただきますが
このシリーズはこんな感じでおしまいです。

 

おつきあいくださいました皆さま
本当にありがとうございます。