巫(かんなぎ)とは ⑴

今までここには触れてきませんでした。

わたしの語彙力で文字に表現するには限界があると思っていましたし

お受けいただくことでしか、おわかりいただくことは難しいと

わたしが勝手に解釈していたからでもあります。

でも、少し切り込んでみます。

普通のイヤーコーニングと《巫》との違いを…。

 

ちょうど三年近く前です。

わたしがこの《巫》という言葉に出会ったのは…。

まだ東京にサロンを構えているわけでもなく

呼んでくださる全国各地を転々と移動しながら

それでも休みなくイヤーコーニングをさせていただくようになって

二年という月日が経った頃です。

 

信頼するある友達が、ある日いきなりこんなことを連絡してきたのです。

 

『真澄さん、今世も《巫》やるの?』

 

はてなマークしかないわたしに、彼女は唐突にこう切り出しました。

そしてまさにその言葉に呆気に取られただけです。

 

でも、なぜでしょう…

ここまできて、しらばっくれる気にならなかったことと

そこから逃げるわけにはいかない…そんな気持ちはどこかにあり…

 

それでも、わたしのことですから

ふたつ返事なわけはなく(笑)

 

はて、なんて返事をしたら良いものか…と

戸惑っておりましたら

矢継ぎ早に、そのままこんなメッセージがきました。

 

『巫をやるなら5万円ね!』

 

それには即座に返事をしましたよ…

『それはムリ!』

って。

だって、本当にムリなんですもの…(笑)

 

その頃のわたしのセッション料は1万2千円。

それを頂戴するのでさえ

わたしのなかではいっぱいいっぱいなのです。

 

その4倍以上の金額をいきなり…

それもなんなのかわからないものに提示されて

戸惑い以外ありません‼︎という状況です。

 

ところが

その次のメッセージにやられました…。

 

『でもね…真澄さんのまわりに、もう5万円のエネルギーを受け取ってもらわないと失礼な人がたくさんいるでしょ?』

 

この言葉には愕然としました。

 

わたしは、自分がいただくお金の金額を見ていたのです。

彼女が言っているのはそこではありません。

そこには、グーの音も出なくなり返す言葉もありません。

 

ただ必死で

『5万円はムリ。今のわたしには。

3万円ならなんとか…』

なんて…わけのわからない返事をしていたのです。

でもそれがその時の正直な気持ち。

 

そして

今世も《巫》をやらないのか?

と問われたら

やる‼︎

と、心の中で…誰にも聞こえないように返事をしていたのですから…

なんとも不思議なのであります。

 

その時…彼女が教えてくれました。

巫には、

概ね朝廷の巫(かんなぎ)系と

恐山に代表されるような民間の口寄せ系に分けられるのだとか。

 

 

そんな経緯で

わたしの目の前に来た《巫》という存在を

実際にさせていただくそんな日が迫り

自信のなさと飛び込んでみたい気持ちの狭間のわたしの身に

実際に起こったのは

本当にとんでもない出来事だったのです。